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2010-02-06 新幹線大人気

[できごと]

今日スタッフの家から「さよなら500系」と書かれた長〜い新幹線型のバームクーヘンの箱がやってきました。(バームクーヘンは食べられていてすでに無し)。
「電車好きな子が多いからこれで遊ぶかな〜」と思って出してみたら、遊ぶどころではない、大人気でひたすら「取り合いの元」となりました。予想はしていたけれど、あまりの人気にビックリ。恐るべし!新幹線!!とただ眺めているだけではすまないくらいの様子に、ママ同士、泣いてしまったお友達に「ごめんね〜」と恐縮してしまうやら、自分の子どもに「貸してあげたら〜」と促してみたり、「もうさっきも貸せなかったんだから!」とちょっとムカっとしてみたり、「何を言ってもだめだぁ〜」という気持ちになったり・・・・・・
その一方で「だってこれで遊びたいもの〜」という感じでにぎりしめて遊んでいる子がたくましくもあり可愛くもありました。


おもちゃの「取り合い」はひろばでもよく見る光景で「貸せない」「貸してもらえない」「取られた」「取った」「泣いた」「泣かしちゃった」って本当にその都度、ママは子どもに言い聞かせたり泣いてしまった子をなだめたり謝ったりしています。
「この場合はこうね」とか「こうだからああすればいい」となったらどんなに楽なことか。でもそんな解決方法もないし、マニュアル化ができないのが子育てや人間関係。そんな中でママも子どもも「どうしよう!」「なんでなの!」としんどい気持ちになったり、時にはママだって泣きたくなったることもあるはず。

3月1日(月)に都筑区で「りんごの木」を主宰する柴田愛子先生をお招きして子育て講演会を開催します。愛子先生のお話の中で、そんな時のママの気持ち、そんな時の子どもの気持ち、そんな時の相手のママや子どもの気持ちなどが伺えます。「ああ、あるよね!こういうことって」て頷くことばかりだったり、「そうなんだ子どもの気持ちって」って気付いたり・・・・・関心のある方、ぜひお申し込み下さい。子育てに「答え」はない、、、、でもちょっとホッとするひとときになったらいいなぁ〜と思います。

ひろばが終わる頃、和室近辺で泣き声やママの声が聞こえたのでのぞいてみたら、、、、、またもや「新幹線型バームクーヘンの箱」が原因。どうしてもそれで遊びたいYくんと、それを握りしめているCちゃん、そして泣いているYくんをなでなでしているRくんと、その様子を見て「まただ〜」「なんとかしてくれ〜」と言っているママ友達、、、泣いているYくんには申し訳けないけれど、思わず吹き出してしまいました。(ごめんなさい)。
「貸して〜!!」という様に手をさしのべて泣いているYくんの前で「今、持っているのは私だもーん」という感じに握りしめたり時には口にくわえているCちゃん。すでに新幹線の箱はつぶれて「ウナギ」みたいになっちゃっていました。「電車が今のオレのブーム」なYくんほどは電車には興味がないけれど、なんだか成り行きで持ってしまったようなCちゃん。でも放さずに「絶対に取られない」微妙な距離を保つ様子にはなんだか「スゴイ!」って言いたくなってしまいました。。。。。。ってこれも大人の勝手な解釈かもね。「本当は違うもん!使いたかったんだもん」って言われちゃうかもしれませんね。
その後、Rくんと一緒に電車コーナーに行ってしまったYくん。Cちゃんはみんながいなくなるとちょっと回りを見回して、「ウナギ」と化した箱を持ったまま、2人のあとを追っていきました〜。
絶妙な距離感


さて、この「ウナギ」じゃない、新幹線型箱ですが、結局三分割しました。「取り合いがあったから」3つに分けたわけではなく、ちょっと長くて振り回すとあたって危なかったからです。3つに増えたら「取り合い」がなくなるのか、それとも「取り合い」が3カ所で起こるのか!?(はたまた、つぶれちゃって終わりか)
これまたその時になってみないとわからない。。。。。。。だから大変、だから面白いのかなぁ〜。